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VeChainのブロックチェーンが中国製牛乳の追跡を開始

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BrightCode上で追跡される最初の商品として、Cupids Farmという中国ブランドの牛乳が発表されました。

このCupids Farmという牛乳は、Bright Foodという多国籍食品・飲料品企業の商品です。

WikipediaによればBright Foodは上海に本社があり、中国をベースにする企業のようです。

BrightCodeは、VeChainブロックチェーン上で作られた食品データ追跡プラットフォームです。

この牛乳を買った人は牛乳瓶に付いているQRコードを読み取ることで、BrightCodeプラットフォームの画面に移動できます。

そこではその牛乳瓶の製品ライフサイクルについての重要なデータ、つまりどこで生産されたのか、酪農場の環境、牛乳の生産に使われている技術などを見ることが出来ます。

中国製の牛乳の品質管理がブロックチェーン上で行われることで、中国の食品の安全性がより高まることが期待できますね。

中国商品の品質保証、品質向上はVeChainにこの調子でがんばってもらいましょう。ヨーロッパ、中東、日本やその他アジア、アメリカなどその他の地域はAmbrosusが拡大していくと思います。

VeChainとAmbrosusの比較①【VET・AMB】

中国で起きた、ミルクの健康被害大事件

中国の牛乳といえば、2008年の粉ミルクにメラミンが混入した事件が思い出されます。

これにより子供が少なくとも6人死亡し、30万人あまりに健康被害を与えました。

驚くべきことに、メラミン混入は業者の利益のために故意に行われたことなのです。

原乳にはタンパク質含有量の検査があり、基準をクリアしていないと納品できません。

当時、中国河北省で酪農を営むコウという男性がいました。

この酪農場は家族で307頭の乳牛を飼育していて、原乳を生産していました。

ある日、彼の納品した原乳がタンパク質の検査に引っかかってしまいます。

もしこのまま基準をクリア出来なければ、3トンもの原乳を背筋しなければなりません。

その生産にかかった乳牛のエサ、管理費用などを考えれば、それはとてつもない損失に繋がります。

そこでコウは、同業の仲間からタンパク質を増やせるという噂を聞いたのです。

それが、メラミンを混ぜるという方法でした。

メラミンは、プラスチックの原料になる化学物質です。当然、食べて良いものではありません。

なぜメラミンを混ぜればタンパク質の検査をクリアしやすくなるのか?それは、タンパク質の量を測るには、窒素の量を測定して計算するからです。

メラミンには、窒素が多く含まれているのです。

これにより、検査をすり抜けることが出来てしまいました。

このメラミン入りの原乳は、三鹿という当時年商1500億円を超える大手の乳製品企業に納品されていきました。

メラミン入りの粉ミルクを飲んだ子供たちから、相次いで体調不良の報告が上がってきました。

中には死亡するケースも出てきます。

そして、このメラミン入りの粉ミルクによる健康被害を助長したのは、生産者であるコウだけではありませんでした。

大企業の三鹿もまた、自社の利益のためにメラミン混入の事実を隠し、メラミン混入量の少ない商品については、販売を継続したのです。

消費者の健康よりも、自社の利益を優先したのでした。

後からわかったのは、三鹿以外でも22もの食品メーカーから、69品目の商品で、メラミンが混入していることが判明しました。

被害者の合計はわかっているだけでも30万人、少なくとも6人が死亡しています。

三鹿の理事長には無期懲役の判決が言い渡され、三鹿は倒産し、酪農家のコウには死刑判決が下されました。

この後、中国でも日本でも、メラミン量に関する規定が定められ、輸入品に対しても厳しい検査が行われています。

VeChainが中国製品の品質を変えるか

メラミン事件は2008年の出来事です。これを受けてメラミンに関しては各国で対策が講じられています。

2008年といえば11年前ですが、たった11年前とも考えられます。

いつ、また同様な健康被害事件が起こるとも限りません。

VeChainのようなブロックチェーンプロジェクトによって、偽装大国中国のイメージが払拭されていくことを願います。

健康被害がいつ起きるか分からないのは、日本やアメリカ、その他の国も同じです。

VeChainは中国系のプロジェクトですので、当然中国を中心に展開していますし、これからもそうでしょう。

VETの価格は予測が難しい

日本を含むアジアやヨーロッパ、アメリカなどには、Ambrosusという欧州基盤のプロジェクトがあります。

VeChainは中国のイメージがあまりに強すぎるので、ヨーロッパの企業などはまず使いたがりません。

その点、Ambrosusは永世中立国スイスから始まった欧州系のプロジェクトですから、ブロックチェーンの透明さ、食品の品質管理(食品以外も当然可能です)と非常に相性が良く、あらゆる国で受け入れられていくでしょう。

VeChianの場合、企業のシステム採用がどれくらい進めば、仮想通貨VETの価格がどれくらいになるのか?が不明確です。

常に価格は投機的予測によってのみ左右されてしまいます。

このように中国系のVeChainは、後発で欧州系のAmbrosusに比べ優れている点がほとんどありません。

とは言っても、中国製品の品質向上に貢献していくメインプレーヤーは、今後もVeChainが筆頭であり続けると思います。

Ambrosusに大きな期待を抱きつつ、VeChainには中国の偽装イメージを払拭し、食品を始めとしてあらゆる中国商品の品質改善に貢献していって欲しいと思っています。

このトレーサビリティ、サプライチェーン管理という分野のブロックチェーン企業には期待しています。

今後もVeChainと中国の企業との提携発表を楽しみにしています。

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