Swarm(仮想通貨SWM)の好きなところ – byニューヨーク大学元教授


多くのメディアが仮想通貨(暗号通貨)における規制やその欠如についてまくしたてている中で、わたしが正直に思う仮想通貨の目的というのは良い方向に向かうためのインパクトを起こすことにあったはずだ。2014年に初めてビットコインというものを耳にしたとき、それは銀行口座を持たない人にとっての代替通貨としての手段や、貧しい国に住む家族に簡単に送金するための時間も法外な手数料もかからない手段であるとわたしは理解した。

時間を2017年12月のメディアの熱狂に早送りしよう。当時ニュースは仮想通貨への投資で億万長者になったり、ランボルギーニを手に入れた人達に集中していた。ニュースとしての価値はあったのだろうが、それは新しい未来に対しての興奮というよりもっと下品なものだった。同じような人たちの間で富をまわし合うこと – それが若い人たちだったとしても – は、社会に対する素晴らしいインパクトのようには思えなかった。

それでも希望の兆しはある。それはブロックチェーン技術であり、社会に良いインパクトを与える進行中のプロジェクトたちだ。

Swarm(スウォーム)財団というものをご存知だろうか。(誤解のないように言っておくと、彼らは私のクライアントである。)Swarmのキャッチフレーズは、「ブロックチェーンのためのプライベートエクイティ」だ。Swarmは、今までは大富豪しかアクセス出来なかった投資機会に、どんな投資家でもアクセス出来るようにしようとしている。彼らは現在、そのような投資機会の選定と審査をしていて、それらは投資の一定基準を求めずに人々が投資出来るようなものだ。

Swarmについて良く調べて分かったのは、Swarm上で投資可能な、社会全体にインパクトを与える多種多様なファンドだ。それぞれのファンドは色々な理由で面白い。
一つずつみていこう。以下アルファベット順に並べる。

Andra Capital (SVC)

ブロックチェーンによってトークン化された、lateステージにあるプライベートなテクノロジー会社たちへの投資機会である。アンドラ・キャピタルは、ブロックチェーン技術によってファンドをトークン化し、世界中の仮想通貨・セキュリティトークン市場で利用出来るシリコンバレーコイン(SVC)を通じて、今のベンチャー・キャピタル界を破壊しようとしている。

DASH分割マスターノード (DMN)

仮想通貨DASHのマスターノードの一部を所有出来るというもの。今DASHのマスターノードを建てようとすれば、25万ドルほどの初期投資が必要なため普通の人には不可能である。Swarmが提供する分割所有権によって、誰もがDASHのガバナンスに参加出来るようになり、ブロック報酬も受け取れる。

FarmCoin (FARM)

このベンチャーの主な目的は、金融の抱合と社会的適任にある。アフリカに7億人いる、銀行からのサービスを受けられない農家たちに対してインフラとリソースを与え、家族を養い、国を支え、世界を支えることを可能にするのが目的だ。それは取引の安全、腐敗の排除、お金を借りる際の費用の削減によって達成される。

NIAH Fund (NIAH)

「干し草の山の中にある針1本」は困窮した不動産投資家たちである。AIソフトウェアを使って、連邦倒産法7章(チャプター7)に該当する購入機会を見つける。

Property Coin (PCX)

SparkLabs Smart City & Smart Planet Fund (SPRK)

parkLabの任務は、彼らのスタートアップの促進剤ファンドを通じて、将来にインパクトを与える、重要な部門(セクター)においてイノベーションを促進することだ。そのようなセクターは、将来の世代にとって持続可能な地球を作るものである。

SparkLabsグループの共同設立者であるFrank Meehanは以下のように語っている。
「わたし達のスマートシティ・スマートプラネットファンドにより、本当に世界を変え得る2つの促進ファンドに世界中の人々が投資出来るようになると信じている。それらのファンドは、都市と農業のイノベーションにおいて、またわたし達の地球との関わり方において世界を変えるだろう。」

Viejo San Juan Comunidad RE Fund(VSJ)

このプエルトリコの再開発ファンドが提案するのは、居住用・商業用のビルのポートフォリオを買収し、修理(リノベーション)・開発して、Old San Juanに住むことを選ぶ投資家に恩恵を与えることだ。このファンドは再開発と賃貸収入の両方でいくつかの不動産を対象とした。例えば、仮想通貨・ブロックチェーンコミュニティのランドマークとなる建物を再開発するつもりだ。

最後に

現状、アメリカではこれらのファンドに投資出来るのは適格投資家だけだ(日本人ならKYCをパスすれば誰でも出来る)。DASHの分割マスターノードに関しては、アメリカ人でも適格投資家の制限は無い。この適格投資家の制限は、アメリカ証券取引委員会(SEC)の規制によるものだ。もしこれが変わった時、何が起こるか面白いことになりそうだ。理想的には、この状況が変われば、Swarmが提供するものが与えるインパクトがフルに発揮され、世界的に投資界の風景を一変させることになるだろう。

わたしにとっては、ブロックチェーンはインパクト・プロジェクトが全てだ。本当のプロジェクトであり、投機ではないものだ。わたしはそのような本物の会社たちと一緒に、良い方向に導くブロックチェーンに関わりたい。

Peg Samuel著(ニューヨーク大学元教授/ソーシャルメディア・PR専門家)
翻訳 from
What do I like about Swarm.Fund?

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