仮想通貨SWMのブロックチェーンQ&A。サッカーチームをトークン化する方法


Swarm(スウォーム)と同じくらい長期的で包括的なビジョンを持ったプロジェクトに関わることはまれでしょう。セキュリティトークンがすでに可能にしつつある可能性や機会について考えにふけることは素晴らしいことですが、同じくらい重要なのはこのミッションの「どうやって」という部分や、これを可能にするパズルのピースを理解することです。このことを念頭に置いて、基本的な質問への答えをまとめます。これらがSwarmエコシステムのさまざまな構成要素を紐解くものであると期待します。

Swarmって何?

SwarmはSRC20プロトコルを使って実在するモノを”トークン化”するブロックチェーンプロジェクトです。SRC20プロトコルとはセキュリティトークンのための暗号的スタンダードで、世界初のものです。トークン化されたモノは”資産”となり、管理、統治、取引をするのが簡単になります。SwarmはTokenDとStellarブロックチェーン上で開発されています。
blockchain.

トークン化って何?

トークン化とは、あらゆる資産が変換されてトークンになるプロセスのことです。トークンは購入、交換、または単純に保有され得るものです。資産のトークン化はSwarmブロックチェーン上で行われます。トークンは本質的には従来の所有権を表し、革命的な技術である分散型台帳の不変性によって保護された権利をトークンホルダー(所有者)に対し与えます。

Swarmではどんなタイプの資産(アセット)がトークン化出来るの?

建物、農場、ビジネス、ヘッジファンド、開発プロジェクトなどのモノや”資産”をトークン化出来ます。それによって、それらに対する所有権が好きなだけ分割出来ます。この分割されたかけらがトークンです。資産(アセット)への投資を表すトークンが、いわゆる「セキュリティトークン」です。

SRC20セキュリティトークンって何?

SRC20セキュリティトークンは、

  • モノや”資産”の一部の所有権を表し、
  • 投票を通して保有者がその資産を管理することを可能にし、
  • その資産から生じるあらゆる収益に対しての権利を守り、
  • 規制に則ったやり方で交換可能です。
  • SRC20プロトコルって?

    SRC20はセキュリティトークンが従わなければならないルールの基本セットを定義したものです。それにより開発者は、トークン化された資産の特性を活用するアプリケーションを開発出来るようになります。Swarmエコシステム上に開発されたアプリケーション同士は相互にコミュニケーションが取ることが出来、取引時にSWMを支払います。SWMはERC20に準拠したユーティリティトークンです。SRC20プロトコルを使って開発出来るアプリケーションの例としては、投資プラットフォーム、資産管理ツール、仮想通貨取引所などです。

    SRC20とERC20との違いは?

    SRC20プロトコルを使って発行されたトークンは、イーサリアムのERC20トークンを拡張したものです。つまり、場所や目的、法的権利、責任など、実在する資産を説明するための値を追加されていて、制限も移転出来ます。

    Swarmブロックチェーンってどうやって使うの?

    2018年1月から稼働しているSwarm InvestはSwarmブロックチェーンとやり取りするための最初のアプリケーションです。そこではトークン化された資産は投資機会として提供されています。各個人は実在する資産に対してSWM、BTC、ETH、DAI、DASH(もうすぐドルなどのフィアット通貨も。2018年6月29日時点ではこの5つ)などの仮想通貨で投資出来ます。それらの通貨を投資することにより、SRC20トークンを受け取ることが出来ます。このSRC20トークンにより、所有権や統治権、対応する資産が生み出すあらゆる収益に対して法的に施行可能な権利が得られ、規制を遵守した方法でトークンを取引することが可能になります。

    統治って何?

    トークン所有者はそのトークンに対応する資産を”統治”します。これは電子投票のパイオニアであるSecureVoteによって開発されたSwarmの流動民主投票モジュール(Liquid Democracy Voting Module)により可能となっています。
    単純に言えば、SRC20トークンを保有していることで資産の一部の所有権が証明され、その資産に関する議題に対し投票することが出来るのです。

    つまり、資産の一部はあなたのものであるということです。

    Swarm Investで参加出来る投資機会ってどんなものがあるの?

    不動産、再生可能エネルギー、農業、テクノロジー会社、仮想通貨ヘッジファンド、インパクト投資(開発プロジェクトや災害後の再開発)、インフラなど、SWMトークンの所有者から成るコミュニティが認可する資産やプロジェクトならなんでもです。

    Swarm Investは簡単に使えるの?

    信じられないほど簡単です!もし今までに仮想通貨を所有したり取引したことがあるなら、トークン化された投資機会に参加するのに必要なスキルは既に持っていることになります。

    SRC20標準を使ってトークン化出来るものは他にどんなものがあるの?

    サッカーチーム、コンサート、高速道路、学校、銀行などの資産です。これらは世界中の数百・数千人のトークン所有者から成るグループによる購入、トークン化、統治が可能です。
    もしくは、投資家たちは資金(ファンド)をプールし、投票によって投資や購入したい資産を決めるということも出来ます。

    Swarm Investでの投資に必要な最低額は?

    最低額はありません!SRC20トークンは小数点以下18桁まで分割可能です。そのため少数単位での取引が可能です。ある資産の100万分の1だけ所有することも出来るのです。

    人工知能はどう使うの?

    近い将来、Swarm Investや他のアプリケーションを通して、Swarmブロックチェーン上で多くの投資機会がトークン化されることを思い描いています。ある時点で、トークン化された資産のどれに投資するべきかを個人が判断し続けるのは徐々に難しくなっていくでしょう。常に変化するリスク・リターンを分析しなければならないのですから。わたし達は既に人工知能を開発していて、それによってより速く正確な投資が可能になるでしょう。その投資は、事前に決められた目標セットによってカスタマイズされたものです。

    SWMユーティリティトークンで他に出来ることは?

    SWMを使えばSwarm Investのプラットフォーム上で提供される投資機会に直接投資出来ます。
    SWMはステーク量に応じて投票権を設定でき、SWMトークンを管理する非営利組織であるSwarmファンデーションの活動や規制などの問題に投票出来ます。
    SWMトークンの保有者は投票に参加することでSWMを稼ぐことが出来ます。
    SWMはSwarmブロックチェーンの通貨であり、取引の際やSRC20トークンに関連する活動の際に支払う”ガス”として使われます。
    アプリの開発者はSwarmブロックチェーンへのサービス提供や運営の対価としてSWMを稼ぐことが出来ます。
    Swarmはプライベートエクイティのためのブロックチェーンです。わたし達はハイリターンの代替アセットを全員に届け、投資を継続的に改善するために人工知能を使います。

    Sam Stone著(2018年3月22日)
    翻訳 from
    The Swarm Blockchain, or “How to tokenize a football team”.